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GRC-NFS液浸冷却装置は液槽ラック、CDU(ポンプモジュール)、冷却装置(冷却塔やチラー等)より構成されます。
サーバーCPUやGPUの排熱により温められた冷却液を循環させ、冷却装置により生成された冷水と熱交換することで、
サーバーを高負荷状態で使い続けても安全な温度を一定に保ち続けることが出来ます。
【冷却の仕組み】
①サーバー(基板上ICチップ発熱)排熱により、温められた冷却液をラック上部より排出
②温められた冷却液を、冷却液ポンプ(循環ポンプ)で汲み上げる
③冷却装置(冷却塔やチラーなど)で冷却された水を用いて熱交換
④熱交換により冷やされた冷却液は再びラック内に戻る
液浸化することで熱搬送の為のCPUファンが不要となりそれらを取り外すことで約10~20%ものサーバー自体の省電力化が
可能となります。
また各種ケーブルのコネクタ酸化・腐食を防ぐほか、振動除去、均等冷却、油膜保護による塵、埃の排除により故障率が低減します。
さらに空冷環境で問題となる騒音についても解消されます。
液浸冷却装置の電動部分は主に冷媒循環のためのポンプ動力となり、空冷と比較すると冷却に要するエネルギーは約90%削減できます。
液浸冷却装置は100kw程度の熱搬送(冷却)した場合、PUEは約1.03となり驚異的な削減効果を得られます。
供給電力・床荷重(700kg/㎡~)・冷却塔もしくはチラーの接続上記条件が整えば、これまでマシンルームにしか設置することの
出来なかった設備があらゆる場所に設置できます。
サーバールームの小面積化や更なる高密度化も可能です。
ピーク時の電力節約に比例して空調機用のUPS、自家発電機等のバックアップインフラストラクチャも小型化できます。
冷却装置の核となる循環ポンプは2N冗長構成を採用しております。
また、全ての液浸冷却装置には装置制御の為のセンサー及び管理用PCを搭載しており10秒ごとに各種センサーの数値、挙動を記録し常時診断を行います。
ポンプ挙動含め管理は完全自動化されているため致命的な故障が生じる以前に予兆保全対応を行うことができます。
サーバー等機器類を浸す冷却液は「ElectroSafe® Plus」を使用
致します。
ElectroSafe® Plus(合成潤滑油)は誘電性流体であり原則的に電気を
通さない絶縁体となります。
また揮発性も低く(Wt%3.7)冷却液注ぎ足しは殆ど必要ありません。
人体にも基盤にもやさしく、機器に冷却液が付着した状態でも
SSDやメモリ等の交換作業を行うことも可能です。
冷却液の引火点は250℃以上であり日本の消防法においても危険物
として該当されることもなくデータセンター等の一般的な消火設備
にて問題なく運用することが可能でございます。
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